仮想通貨の取引所と販売所の違い
仮想通貨投資を売買する方法は2種類あります。
販売所で売買するか取引所で売買するかです。
販売所と取引所の違い
大きくは3つの違いがあります。
売買相手の違い
〈販売所〉
仮想通貨を販売しているお店の様なものです。
仮想通貨を在庫していて、いつでもすぐに大量の仮想通貨を購入することが出来ます。
売買する相手は販売所になります。
〈取引所〉
公開オークション行う仲介業者の様なイメージです。
売買相手はどこかの個人です。相手はどこの誰かはわかりません。
価格の違い
〈販売所〉
販売所が値段を決めていて基本的に購入は高く(売る時は安く)なります。
販売所は安く仕入れて高く売る差額(スプレッドと言います)で利益が出ます。
「買い」の値段で購入、「売り」の値段で売却出来ます。
〈取引所〉
個人間で売りたい値段と買いたい値段が折り合えば取引成立となり、販売所よりも購入は安く(売る時は高く)なります。
画像はbitFlyerのビットコインの取引所の画面、いわゆる板です。
緑字が売りたい人の数量と価格、赤字が買いたい人の数量と価格です。(指値を出した価格です)。
108万円ほどで買いも売りも取引が成立しそうな状態です。
同時刻の画像ですが購入売却ともに一万円ほど価格が違いますね。
タイミングの違い
〈販売所〉
販売所が決めた値段なのですぐに購入、売却が出来ます。
〈取引所〉
指値(自分の指定した価格)でいいよという人が現れない限りいつまでたっても買えない(売れない)可能性があります。
メリット・デメリットまとめ
メリット
- 欲しい量の仮想通貨がすぐ買える(売れる)。
- わかりやすい。簡単。
デメリット
- 買う時は高く、売る時は安い
〈取引所〉
メリット
- お得に売買できる
デメリット
- 取引にある程度慣れが必要で取引が成立しないことがある
状況に応じて使い分ける必要があるとは思いますが、投資をやる以上はお得に取引出来る取引所をメインに考えるべきだとおもいます。